Prossimo Series Online Store Galleria Verde

 ガレリア・ヴェルデ

Prossimo Series Prossimoとは次へ、という意味合いのイタリア語です。 長年ベジタブルタンニンレザーを使用してバッグを作り続けてきました。 そして、ふとその昔この仕事を始めた頃のことを思い起こしました。凡そ40数年前のことです。その頃、友人の何も染めていない革のバッグが使い込まれて飴色の輝きを放っているのを見ました。 その時の驚きを思いだし、今のラインとは別にこのヌメ革の作品のラインもまた作っていこう、そしてこの革の魅力を知ってもらおう、と思い立ちました。長く使うことによって生まれる琥珀のような色艶、まるで使う人そのものの生き方を映し出しているかのような、、年月を経て刻み込まれた様々な思いや歴史を重ねていく、、そんな愛着の湧く未染め・ヌメ革の魅力にもう一度立ち帰ってみようかなとふと思いたちました。 そしてProssimo Seriesが生まれました。 バッグからステイショナリーまで日々の暮らしの中から生み出される手作りの製品たちです。 Prossimoはオンラインストアのみでの取り扱いですが順次皆様にご紹介させていたださせていただきます。 デザインはごくスタンダードに、極力主張をせずあくまでもヌメ革の魅力を全面に出して、シンプルであることをコンセプトです。 殊にこのProssimo Seriesの中心がMiDoRiというノートカバ−・ブックカバーです。 近年メールなど文章の入力はパソコン、スマホが多用されるようになりました。 私も便利に使っていましたが、いざ紙に書こうとすると文字の細部が思い出せないことが往々にして、、 俗に言う読めるが書けない症候群の一人となっておりました。 そんなこともあって極力紙への記述も心がけることにし、また万年筆も大好きなのを持っておりましたのでこれも使う様にしました。 いろいろ調べると万年筆記述マニアの方やノートへの記述が大好き、更にはステーショナリー大好き、という方々が多いことも知りました。 しかし、私としてはそうなってみると中々満足のいく紙質のものにに出会えず探すことに。 そんな中でやっと満足のいく紙質のノートに出会うことが出来ました。 それがMIDORIというメーカーのMDペーパーシリースのノートでした。 このシリーズにはユニークなサイズのノートもありそれも魅力の一つです。 また、このノートはそれ用のカバーを待っていたかのような仕様であったこともあり これを制作のメインアイテムとして僕のこのProssimo シリーズ展開をすることとしました。 まだ、生まれたばかりで製品は全然充実しておりませんが、これからわくわくしていただけるような素敵なアイテムを登場させて参ります。 そして、Galleria VerdeはこのProssimo シリーズに特化したショップとして生まれ変わりました。 これからも、次々と新しいアイテムが登場いたしますのでお楽しみにお待ち下さい。 セキノ ヨシヒサ
時の流れと共に刻々と表情を変えながらあなたと共に、
これらのヌメ革のバッグやステイショナリーは我が家で長いこと愛用されています。 プロッシモシリーズで使用するヌメ革とは ヌメ革は革本来の性質がそのまま残り、革独自の素朴な臭いや本来のなめらかな手触りを持ち、他の革に比べて非常に丈夫で長持ちという特質があります。 最も革らしさの楽しめる贅沢なレザーです。 そのヌメ革とは一般的には牛のヌメ革を指します。 ヌメ革は植物タンニン鞣しをした革で着色や表面加工などの仕上げを経ていない革になります。 タンニン鞣しの特徴は革本来の表情、革一枚一枚に特有の個性が残り素晴らしい経年変化(エイジングと言ったりもします)を楽しむことが出来ることです。 
とはいっても、鞣し行程に膨大な時間をかけるタンニン鞣しは、大量生産が出来ないため高価であり、生産量も多くは有りません。 その様なヌメ革ですが、革質は上質で植物由来の加工なので人間に優しく、環境にも優しい最上の革です。 使い始めるまえに、そして手入れのこと 使い始める前に日光浴を まっさらな状態のヌメ革は白色に近い薄いベージュ色をしています。 これを二週間ほど窓辺などで日光浴させることにより 1. ヌメ革内部に含まれるタンニンが紫外線と反応して色を濃くしてくれます。 2. 革の持つ脂分が表面に出てきて全体に薄い保護膜が形成されます。 これにより色むらを避け、保護膜よって傷やシミをつけにくくすることができます。 ヌメ革の扱いに慣れている人はこの行程は必要ありません。 お手入れは日常的にブラッシングやから拭きを心がけ濡れたら拭き取る、よごれはすぐに落とすことが何よりも大切です。 そして、年に2〜3回は保護クリームなどを薄く塗ってあげるのがお薦めです。 ケアにこだわる方には 乾拭きをするための綿布、割と小さなサイズのブラシ、クリームとしてはMowbray (モーブレイ)アニリン・カーフクリーム、汚れ落としにはMowbray ステインリムーバーがお薦めです。僕は ラナパーというクリームを愛用しています。
これらが無ければ靴用の無色のクリームでも良いでしょう。 薄く塗り拡げるのがこつです。

Galleria Verdeのみで展開しておりますProssimoシリーズですが、ウェブでのご注文方法に欠陥があり、お送り先の入力欄が抜け落ちているなど大変」ご迷惑をおかけいたしました。

また、お支払い方法もSquareでのクレジット扱いがPaypalになっているなど混乱もございました。

これらの点を訂正いたしましたので改めてご案内を差し上げます。

Prossimoシリーズは少しずつアイテムを増やして参る所存です、ゆっくりではありますが良い商品をご提供できますよう、頑張ります。

取り敢えず、ご好評のMiDoRi MDノートカバーシリーズにA4スクウェア版が新たに登場致しました。

見開きがとても素敵なノートです。 画帳としてのご利用も最高です。

 

Prossimo Series Online Store Galleria Verde
Prossimo Series Prossimoとは次へ、という意味合いのイタリア語です。 長年ベジタブルタンニンレザーを使用してバッグを作り続けてきました。 そして、ふとその昔この仕事を始めた頃のことを思い起こしました。凡そ40数年前のことです。その頃、友人の何も染めていない革のバッグが使い込まれて飴色の輝きを放っているのを見ました。 その時の驚きを思いだし、今のラインとは別にこのヌメ革の作品のラインもまた作っていこう、そしてこの革の魅力を知ってもらおう、と思い立ちました。長く使うことによって生まれる琥珀のような色艶、まるで使う人そのものの生き方を映し出しているかのような、、年月を経て刻み込まれた様々な思いや歴史を重ねていく、、そんな愛着の湧く未染め・ヌメ革の魅力にもう一度立ち帰ってみようかなとふと思いたちました。 そしてProssimo Seriesが生まれました。 バッグからステイショナリーまで日々の暮らしの中から生み出される手作りの製品たちです。 Prossimoはオンラインストアのみでの取り扱いですが順次皆様にご紹介させていたださせていただきます。 デザインはごくスタンダードに、極力主張をせずあくまでもヌメ革の魅力を全面に出して、シンプルであることをコンセプトです。 殊にこのProssimo Seriesの中心がMiDoRiというノートカバ−・ブックカバーです。 近年メールなど文章の入力はパソコン、スマホが多用されるようになりました。 私も便利に使っていましたが、いざ紙に書こうとすると文字の細部が思い出せないことが往々にして、、 俗に言う読めるが書けない症候群の一人となっておりました。 そんなこともあって極力紙への記述も心がけることにし、また万年筆も大好きなのを持っておりましたのでこれも使う様にしました。 いろいろ調べると万年筆記述マニアの方やノートへの記述が大好き、更にはステーショナリー大好き、という方々が多いことも知りました。 しかし、私としてはそうなってみると中々満足のいく紙質のものにに出会えず探すことに。 そんな中でやっと満足のいく紙質のノートに出会うことが出来ました。 それがMIDORIというメーカーのMDペーパーシリースのノートでした。 このシリーズにはユニークなサイズのノートもありそれも魅力の一つです。 また、このノートはそれ用のカバーを待っていたかのような仕様であったこともあり これを制作のメインアイテムとして僕のこのProssimo シリーズ展開をすることとしました。 まだ、生まれたばかりで製品は全然充実しておりませんが、これからわくわくしていただけるような素敵なアイテムを登場させて参ります。 そして、Galleria VerdeはこのProssimo シリーズに特化したショップとして生まれ変わりました。 これからも、次々と新しいアイテムが登場いたしますのでお楽しみにお待ち下さい。 セキノ ヨシヒサ
時の流れと共に刻々と表情を変えながらあなたと共に、
これらのヌメ革のバッグやステイショナリーは我が家で長いこと愛用されています。 プロッシモシリーズで使用するヌメ革とは ヌメ革は革本来の性質がそのまま残り、革独自の素朴な臭いや本来のなめらかな手触りを持ち、他の革に比べて非常に丈夫で長持ちという特質があります。 最も革らしさの楽しめる贅沢なレザーです。 そのヌメ革とは一般的には牛のヌメ革を指します。 ヌメ革は植物タンニン鞣しをした革で着色や表面加工などの仕上げを経ていない革になります。 タンニン鞣しの特徴は革本来の表情、革一枚一枚に特有の個性が残り素晴らしい経年変化(エイジングと言ったりもします)を楽しむことが出来ることです。 
とはいっても、鞣し行程に膨大な時間をかけるタンニン鞣しは、大量生産が出来ないため高価であり、生産量も多くは有りません。 その様なヌメ革ですが、革質は上質で植物由来の加工なので人間に優しく、環境にも優しい最上の革です。 使い始めるまえに、そして手入れのこと 使い始める前に日光浴を まっさらな状態のヌメ革は白色に近い薄いベージュ色をしています。 これを二週間ほど窓辺などで日光浴させることにより 1. ヌメ革内部に含まれるタンニンが紫外線と反応して色を濃くしてくれます。 2. 革の持つ脂分が表面に出てきて全体に薄い保護膜が形成されます。 これにより色むらを避け、保護膜よって傷やシミをつけにくくすることができます。 ヌメ革の扱いに慣れている人はこの行程は必要ありません。 お手入れは日常的にブラッシングやから拭きを心がけ濡れたら拭き取る、よごれはすぐに落とすことが何よりも大切です。 そして、年に2〜3回は保護クリームなどを薄く塗ってあげるのがお薦めです。 ケアにこだわる方には 乾拭きをするための綿布、割と小さなサイズのブラシ、クリームとしてはMowbray (モーブレイ)アニリン・カーフクリーム、汚れ落としにはMowbray ステインリムーバーがお薦めです。僕は ラナパーというクリームを愛用しています。
これらが無ければ靴用の無色のクリームでも良いでしょう。 薄く塗り拡げるのがこつです。
Prossimo Series Online Store Galleria Verde
Prossimo Series Prossimoとは次へ、という意味合いのイタリア語です。 長年ベジタブルタンニンレザーを使用してバッグを作り続けてきました。 そして、ふとその昔この仕事を始めた頃のことを思い起こしました。凡そ40数年前のことです。その頃、友人の何も染めていない革のバッグが使い込まれて飴色の輝きを放っているのを見ました。 その時の驚きを思いだし、今のラインとは別にこのヌメ革の作品のラインもまた作っていこう、そしてこの革の魅力を知ってもらおう、と思い立ちました。長く使うことによって生まれる琥珀のような色艶、まるで使う人そのものの生き方を映し出しているかのような、、年月を経て刻み込まれた様々な思いや歴史を重ねていく、、そんな愛着の湧く未染め・ヌメ革の魅力にもう一度立ち帰ってみようかなとふと思いたちました。 そしてProssimo Seriesが生まれました。 バッグからステイショナリーまで日々の暮らしの中から生み出される手作りの製品たちです。 Prossimoはオンラインストアのみでの取り扱いですが順次皆様にご紹介させていたださせていただきます。 デザインはごくスタンダードに、極力主張をせずあくまでもヌメ革の魅力を全面に出して、シンプルであることをコンセプトです。 殊にこのProssimo Seriesの中心がMiDoRiというノートカバ−・ブックカバーです。 近年メールなど文章の入力はパソコン、スマホが多用されるようになりました。 私も便利に使っていましたが、いざ紙に書こうとすると文字の細部が思い出せないことが往々にして、、 俗に言う読めるが書けない症候群の一人となっておりました。 そんなこともあって極力紙への記述も心がけることにし、また万年筆も大好きなのを持っておりましたのでこれも使う様にしました。 いろいろ調べると万年筆記述マニアの方やノートへの記述が大好き、更にはステーショナリー大好き、という方々が多いことも知りました。 しかし、私としてはそうなってみると中々満足のいく紙質のものにに出会えず探すことに。 そんな中でやっと満足のいく紙質のノートに出会うことが出来ました。 それがMIDORIというメーカーのMDペーパーシリースのノートでした。 このシリーズにはユニークなサイズのノートもありそれも魅力の一つです。 また、このノートはそれ用のカバーを待っていたかのような仕様であったこともあり これを制作のメインアイテムとして僕のこのProssimo シリーズ展開をすることとしました。 まだ、生まれたばかりで製品は全然充実しておりませんが、これからわくわくしていただけるような素敵なアイテムを登場させて参ります。 そして、Galleria VerdeはこのProssimo シリーズに特化したショップとして生まれ変わりました。 これからも、次々と新しいアイテムが登場いたしますのでお楽しみにお待ち下さい。 セキノ ヨシヒサ
時の流れと共に刻々と表情を変えながらあなたと共に、
これらのヌメ革のバッグやステイショナリーは我が家で長いこと愛用されています。 プロッシモシリーズで使用するヌメ革とは ヌメ革は革本来の性質がそのまま残り、革独自の素朴な臭いや本来のなめらかな手触りを持ち、他の革に比べて非常に丈夫で長持ちという特質があります。 最も革らしさの楽しめる贅沢なレザーです。 そのヌメ革とは一般的には牛のヌメ革を指します。 ヌメ革は植物タンニン鞣しをした革で着色や表面加工などの仕上げを経ていない革になります。 タンニン鞣しの特徴は革本来の表情、革一枚一枚に特有の個性が残り素晴らしい経年変化(エイジングと言ったりもします)を楽しむことが出来ることです。 
とはいっても、鞣し行程に膨大な時間をかけるタンニン鞣しは、大量生産が出来ないため高価であり、生産量も多くは有りません。 その様なヌメ革ですが、革質は上質で植物由来の加工なので人間に優しく、環境にも優しい最上の革です。 使い始めるまえに、そして手入れのこと 使い始める前に日光浴を まっさらな状態のヌメ革は白色に近い薄いベージュ色をしています。 これを二週間ほど窓辺などで日光浴させることにより 1. ヌメ革内部に含まれるタンニンが紫外線と反応して色を濃くしてくれます。 2. 革の持つ脂分が表面に出てきて全体に薄い保護膜が形成されます。 これにより色むらを避け、保護膜よって傷やシミをつけにくくすることができます。 ヌメ革の扱いに慣れている人はこの行程は必要ありません。 お手入れは日常的にブラッシングやから拭きを心がけ濡れたら拭き取る、よごれはすぐに落とすことが何よりも大切です。 そして、年に2〜3回は保護クリームなどを薄く塗ってあげるのがお薦めです。 ケアにこだわる方には 乾拭きをするための綿布、割と小さなサイズのブラシ、クリームとしてはMowbray (モーブレイ)アニリン・カーフクリーム、汚れ落としにはMowbray ステインリムーバーがお薦めです。僕は ラナパーというクリームを愛用しています。
これらが無ければ靴用の無色のクリームでも良いでしょう。 薄く塗り拡げるのがこつです。
Prossimo Series Online Store Galleria Verde
Prossimo Series Prossimoとは次へ、という意味合いのイタリア語です。 長年ベジタブルタンニンレザーを使用してバッグを作り続けてきました。 そして、ふとその昔この仕事を始めた頃のことを思い起こしました。凡そ40数年前のことです。その頃、友人の何も染めていない革のバッグが使い込まれて飴色の輝きを放っているのを見ました。 その時の驚きを思いだし、今のラインとは別にこのヌメ革の作品のラインもまた作っていこう、そしてこの革の魅力を知ってもらおう、と思い立ちました。長く使うことによって生まれる琥珀のような色艶、まるで使う人そのものの生き方を映し出しているかのような、、年月を経て刻み込まれた様々な思いや歴史を重ねていく、、そんな愛着の湧く未染め・ヌメ革の魅力にもう一度立ち帰ってみようかなとふと思いたちました。 そしてProssimo Seriesが生まれました。 バッグからステイショナリーまで日々の暮らしの中から生み出される手作りの製品たちです。 Prossimoはオンラインストアのみでの取り扱いですが順次皆様にご紹介させていたださせていただきます。 デザインはごくスタンダードに、極力主張をせずあくまでもヌメ革の魅力を全面に出して、シンプルであることをコンセプトです。 殊にこのProssimo Seriesの中心がMiDoRiというノートカバ−・ブックカバーです。 近年メールなど文章の入力はパソコン、スマホが多用されるようになりました。 私も便利に使っていましたが、いざ紙に書こうとすると文字の細部が思い出せないことが往々にして、、 俗に言う読めるが書けない症候群の一人となっておりました。 そんなこともあって極力紙への記述も心がけることにし、また万年筆も大好きなのを持っておりましたのでこれも使う様にしました。 いろいろ調べると万年筆記述マニアの方やノートへの記述が大好き、更にはステーショナリー大好き、という方々が多いことも知りました。 しかし、私としてはそうなってみると中々満足のいく紙質のものにに出会えず探すことに。 そんな中でやっと満足のいく紙質のノートに出会うことが出来ました。 それがMIDORIというメーカーのMDペーパーシリースのノートでした。 このシリーズにはユニークなサイズのノートもありそれも魅力の一つです。 また、このノートはそれ用のカバーを待っていたかのような仕様であったこともあり これを制作のメインアイテムとして僕のこのProssimo シリーズ展開をすることとしました。 まだ、生まれたばかりで製品は全然充実しておりませんが、これからわくわくしていただけるような素敵なアイテムを登場させて参ります。 そして、Galleria VerdeはこのProssimo シリーズに特化したショップとして生まれ変わりました。 これからも、次々と新しいアイテムが登場いたしますのでお楽しみにお待ち下さい。 セキノ ヨシヒサ
時の流れと共に刻々と表情を変えながらあなたと共に、
これらのヌメ革のバッグやステイショナリーは我が家で長いこと愛用されています。 プロッシモシリーズで使用するヌメ革とは ヌメ革は革本来の性質がそのまま残り、革独自の素朴な臭いや本来のなめらかな手触りを持ち、他の革に比べて非常に丈夫で長持ちという特質があります。 最も革らしさの楽しめる贅沢なレザーです。 そのヌメ革とは一般的には牛のヌメ革を指します。 ヌメ革は植物タンニン鞣しをした革で着色や表面加工などの仕上げを経ていない革になります。 タンニン鞣しの特徴は革本来の表情、革一枚一枚に特有の個性が残り素晴らしい経年変化(エイジングと言ったりもします)を楽しむことが出来ることです。 
とはいっても、鞣し行程に膨大な時間をかけるタンニン鞣しは、大量生産が出来ないため高価であり、生産量も多くは有りません。 その様なヌメ革ですが、革質は上質で植物由来の加工なので人間に優しく、環境にも優しい最上の革です。 使い始めるまえに、そして手入れのこと 使い始める前に日光浴を まっさらな状態のヌメ革は白色に近い薄いベージュ色をしています。 これを二週間ほど窓辺などで日光浴させることにより 1. ヌメ革内部に含まれるタンニンが紫外線と反応して色を濃くしてくれます。 2. 革の持つ脂分が表面に出てきて全体に薄い保護膜が形成されます。 これにより色むらを避け、保護膜よって傷やシミをつけにくくすることができます。 ヌメ革の扱いに慣れている人はこの行程は必要ありません。 ケアにこだわる方には 乾拭きをするための綿布、割と小さなサイズのブラシ、クリームとしてはMowbray (モーブレイ)アニリン・カーフクリーム、汚れ落としにはMowbray ステインリムーバーがお薦めです。僕は ラナパーというクリームを愛用しています。
これらが無ければ靴用の無色のクリームでも良いでしょう。 薄く塗り拡げるのがこつです。 お手入れは日常的にブラッシングやから拭きを心がけ濡れたら拭き取る、よごれはすぐに落とすことが何よりも大切です。 そして、年に2〜3回は保護クリームなどを薄く塗ってあげるのがお薦めです。